前回のブログでは会社四季報の中から特定の銘柄に篩をかけましたが、今回からはそれらの銘柄一つ一つに絞った分析をしていこうと思います。
分析する会社
今回分析するのは(株)グッドライフカンパニー<2970>です。
公式HPはこちら
業務内容
ざっくりと:マンション開発用地の仕入れ、設計・建築、入居者募集、管理をワンストップで提供
アセットマネジメント事業
投資不動産を投資家に代行して管理・運用する事業
アセットマ ネジメント事業の売上は2,783百万円(前年同期比101.7%増)
ホテルでの宿泊事業
2020年3月よりハイブリッドアパートメントホテルを開始
その後新型コロナウイルスによる影響を鑑み、2020年4月30日に宿泊事業より撤退。
賃貸マンションへ仕様変更
プロパティマネジメント事業
不動産経営代行業。ストック収益にあたる。
コールセンターを導入し業務効率化を図った理、や入居者アプリの導入などに投資し、
プロパティマネジメント事業の売上は376 百万円(前年同期比13.0%増)
新会社設立
新3年ビジョンの一つに掲げたエネルギー事業の一環として、2020年6月にプロパンガス販売事業を行う株 式会社グッドライフエネルギーを設立
キャッシュフロー(単位:百万)
営業CF 51
投資CF 31
財務CF ▲3
手許CF 1,300
→借りていたお金を返済し、投資を売却してお金を得て、営業した結果お金を得て、会社に現金が残っている会社です。
EPS(1株あたり当期純利益)
連17.12 77.1円
連18.12 103.5円
連19.12 85.7円
連20.12予 26.1円
連21.12予 59.1円
将来性
会社四季報にも「管理は安定的で利益復調」とあるように、マンション自体の売買だけではなく管理に関する収益がコンスタントに得られることが見込めます。ホテル事業を2ヶ月で撤退させる判断の早さもあり、賃貸物件を契約して終わりではなくいかに長く住み続けてもらうかを考え実行している会社であるとの印象です。
買うか買わないか
個人的には断然「買い」だと思うので、日々の株価をチェックしていきます。