2020年12月22日、CAICA(2315)が株式併合を発表しました。これにより、私が楽天証券で購入した200株は20株となりました。楽天証券では100株単位での売買しかできないため、この20株は売ることができません。そのため、楽天証券で購入したCAICAの株式を1株単位で売買できるSBIネオモバイル証券に移管しました。このブログではその方法をシェアさせていただきます。
株式移管の仕組み
証券会社間の株式移管は、証券保管振替機構(ほふり)を介して行われます。
この後でご説明しますが、株式移管申請に必要な機構加入者コードや加入者口座コードは、ほふりにて証券会社間の業務処理にて使われています。
楽天証券のHPにて全ての処理が完結しているので、ほふりについては知らなくとも自動で処理をしてくれますのでご安心ください。
楽天証券からSBIネオモバイル証券へ株式を移管する方法
では、早速手続きについてご説明します。
①まずは楽天証券へログインします。
②マイメニュー>移管・買取請求 をクリックします。
③移管したい株式の種類と移管先一覧が表示されます。
私は日本株式を楽天証券から他社へ移管させたいので、該当の「申込」リンクをクリックします。
④移管先証券会社名を選択します。SBIネオモバイル証券は選択肢にないので、「上記以外の証券会社」を選択し、「証券会社検索へ」リンクをクリックします。
⑤証券会社名を入力し、検索ボタンをクリックすると検索結果が表示されます。
移管先の証券会社名を選択します。
⑥証券会社名が自動入力されるので、その他の情報を入力します。移管先の証券会社がSBIネオモバイル証券の場合、入力項目は下記の通りです。
- 部支店名:本店
- 部支店コード:Nの後に数字3桁
- 部支店の所在地:東京都港区
- 口座番号:証券口座番号
- 移管先機構加入者コード:1122960
- 移管先加入者口座コード:11229から始まる数字21桁
⑦持ち株一覧が表示されるので、移管したい銘柄を選択。後は確認画面を表示し、内容に相違がなければ取引暗証番号を入力して完了です。
移管にかかった日数は?
楽天証券で移管手続きをした日を1日目とすると、全体の日数は下記の通りでした。
- 1日目:楽天証券で移管手続きを行う
- 2日目:楽天証券のポートフォリオに移管手続きした銘柄がある。SBIネオモバイル証券のポートフォリオには無い。
- 3日目:楽天証券のポートフォリオに移管手続きした銘柄が無い。SBIネオモバイル証券のポートフォリオにも無い。
- 4日目:楽天証券のポートフォリオに移管手続きした銘柄が無い。SBIネオモバイル証券のポートフォリオにある。
結論:楽天証券で移管手続きをした3日後から、SBIネオモバイル証券で株式の確認が出来る。
※これはあくまでも私の場合であり、申請を行った日時によって前後する可能性があります。
手数料はかかるの?
投資において手数料は気になるところですね。
楽天証券から他の証券会社へ株式を移管する場合、手数料はかかりません。ありがたいですね。
まとめ
株式の移管は思っていたより短時間で申請が出来、気づいたら移管作業が終了しておりました。全てがオンラインで完結するのはありがたいですね。
高配当株を少しづつ購入する目的で開設していたSBIネオモバイル証券でしたが、思わぬきっかけで使い始めることになりました。
なかなか高配当株ポートフォリオを組めていなかったので、これを機に高配当株投資も行なっていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。